2014年7月21日

堂山
どうやま/384m/滋賀県



・・・試練のご当地アルプス・・・




そもそも本来今日は北アルプスを登ってるはずだった。
ボブなんかドキドキワクワクウキウキしながらすでにパッキング終了。
でも天候が二転三転・・・
登山旅行なんて一年に一度あるかないかのスーパービッグイベントなので
せっかく登ったのに何も見えなかった、では困るのよね。
イヤなの。絶対ダメ。それは許されないことなの。
ということで泣く泣く中止。いや延期となった。

じゃあこの死人がでるようなクソ暑い中、どこ登る?
のぼりが一時間までぐらいならなんとか頑張るから。
という経緯でここ、通称”湖南アルプス”に決定。

しかし、ボブ、緊張がとけてすきをみせてしまったのか、
当日の朝、吐き気と頭痛に襲われてしまう。(よくあること)
多少の言い争いの後、予定より一時間遅れで出発。
遠出のためにお金を少しでも使わないでおこうと
したみちで向かう。

↓コウゾリナ、かしら?

途中寄った道の駅竜王かがみの里、に咲いてた。

さて、
予定の駐車地まで細い車道を上がってくんだけど

↓キャンパーらの車がズラリ

今まで2度通ったことあるけど
いずれも寒い時期だったから
こんなににぎわってるなんて
登るキなくすわぁ~




車の中の温度は意識して高くするようにはしてるけど
それでも車を降りた途端、
むあっとくるただならぬ情熱熱風セレナーデ。
かわらではキャッキャとはしゃく子供たち。
昔は山登りって修行の一環だったらしいけど
今日は正真正銘、修行となりそうだわ

↓避けられない渡渉

ここでこけたら
あのファミリーの笑いのネタにされるにちがいない。
今までの渡渉の中で一番緊張したかも

↓堰堤(えんてい)までの標識

いえ、堂山までが知りたいんですけど!





ゆっくりゆっくり、さらにゆっくり歩いていても滝汗。

↓迎(むかえ)不動堰堤

説明はあちこちそちこちに書いてあるんだけど
読む気がしない・・・
猫に小判なのよ。

↓コマツナギ、かしら?






堰堤だけを見に来る人なんているの?
堰堤ってナニサマなの?








あ~あ、もっと早く出発したかったなぁ~。
何もこれから暑さの”サビ”の時に登らなくても・・・
ねぇ~ボブぅ~

↓たまらずタオルを濡らす。






もーろーとしてそれどころじゃない。
歩くこと以外に余計なエネルギー、カロリーを使いたくない。

↓時には前足としても使えるしね。







ソロ中おじさまに抜かれた。
ボブはいろいろ聞きたかったみたいだけど
逃げられてしまった






↓オオセンチコガネ、かしら?

ミタメきれいだからといって
さわらない方がいいわよ。だって・・・




やばい、頭痛くなってきた・・・
これって熱中症の症状?
でも体調悪かったボブを無理やり連れ出した手前、
絶対私がリタイアなんてできないよなぁ・・・


↓鎧(よろい)堰堤



鎧堰堤を過ぎると
↓こんな開けたところにでる。

いいね~いいよ~

ちなみにここで出発から約1時間。
標準タイムでならもう登頂してる頃。
じゃあもう少しかなぁ?
いいえ、ここからが
遥かなる道なのでした



↓モウセンゴケの花、だと思う。


この一帯のどん突きにも
テントはってキャンプしてる人たちが!
え~っ、挨拶するのめんどくさいなぁ・・・
良かったぁ~、
その手前を左へ曲がるんだぁ~






うん、食べたら死ねそう。

う~ん、うれしいんだけどぉ
さっきから全然登ってくれないのよねぇ。
こんなかんじでゆる~く登頂できるのかしら






↓ニガナ、よね?


あれ~っ?もうとっくに1時間過ぎてるよぉ。
てっぺんはどこにあるの?いつ着くの?
と、
中高年の10人くらいの団体さんとすれ違う。
いつもはこぉゆぅこと聞かないんだけど
コミュニケーションの一環として聞いてみた。
「あともうちょっとですかぁ~?」
おばさま「え~っ?うふふふふ、まだまだよ。でももう少しするとドーンと見えてくるから」
え?まだまだ?
予想外の返事に唖然呆然愕然
一気に老け込んでしまった。




依然として傾斜はゆるく
しずりしずり歩を進めていくと

↓てっぺんロックオン!


でもここからは太陽ビーム攻撃をよけることができず
加速的に生命力が失われていく・・・






↓本日も出た”へっぴりの舞”









もうここからはぐだぐだ。

私、お酒はダメなんだけど
よくみんなゆってるじゃない、
酔っ払っていてよく覚えてないって。
そんなかんじ。
もう死に物狂いだったから。
















↓登ってるんじゃなく休んでるの









↓あやしいてっぺん。


ボブはいつも
”もう少し”
”あそこが頂上”
とかゆって私を励ましてくれるけど
今まで何度うそつかれたことか。
山の数だけ嘘がある。
口先だけのやさしさなんていらないから















胸突き的なところばかりで
一ヶ所クリアするたびに
ヒマラヤ級の心肺。
なぜか私のエリアだけ酸素が薄い。










↓キアゲハ?


てっぺんらしきところに男性の姿がみえた。
なんと上半身は・だ・か
着替えてたのか、暑かったから脱いで休んでたのか。
と、ここで突然険しいルートになった。


え~っ!?あのすれ違った団体さん、ここクリアしたの~?
こっわ~どうしよぉ。降りられないぞぉ・・・
あ、ちょうどてっぺんの人がおりてくる。
彼に聞いてみよう。
・・・あれ?なかなかこっちにこないぞ。
違う方向に縦走しちゃったのかしら?
と、
後ろから声が!ワープしたの?
おじさま「こっちに道ありますよ~!」

↓赤丸の中は水筒

おじさまのところまで戻ってみると
ちゃんと分岐があった。
たぶん水筒の主も間違えたんでしょうね。
あとでわかったんだけど
ボブも落し物してて
写真などからみて
たぶんここで落としたんだろうと。
でもその時わかったとしても
あの水筒の場所、とても取りに行けるようなところじゃないのよね。
ちなみに正規の道?もかなりワイルドだった。





↓頂上直下のラストクライム


ところがどうにも動けなくなってしまって。
てっぺんに近づけば近づくほど
精神的に果ててしまうの。
だって、いくら暑いとはいえ
ずーっと休み休み超ゆっくりきてるので
体力的に問題ないはずだもん。

↓中途半端な場所だけどたまらず座り込んでしまう。


ボブはずーっとカメラをかまえていたけど
なかなか私が来ないので
先にてっぺんをうろうろ。







最後のとりつきからここまで約5分かかった。
普通の人なら30秒で登れるはず。

ボブ、お待たせしすぎましたぁ~

↓我、登頂に成功せり。トラトラトラやぁ~

ここまでえっちらおっちらのんべんだらり、
延々約2時間半かけてたどり着いた。
眠ったりぐずったりしなきゃ
はいはいする赤ちゃんより遅いんじゃないかしら



私はゼリーと
おにぎり半分を無理やり押し込む。



てっぺんにはずっと私らだけで
寝転がって休憩するも
今日はぜんぜん体力が回復するきざしがない。
酷暑の無風で休んでいてもぜんぜんしんどい。

↓堂山てっぺんで叫ぶ。






さぁ、おりるべ。
ぐるっとまわって。















とにかく暑いのでくだりでも足が止まる。
休憩しようにも岩の上は太陽ビームがダイレクトだし、
登山道はどこも細く、
道の真ん中で座っててもいいんだけど
今度は蛇が怖い。
落ち着いて”ふ~”できる場所がないの。
どんだけ暑いの、と
↓温度計みると

やれやれ。いつ倒れることやら・・・





↓サンショウウオを撮ってるボブを待ってる私。





この時何分間か静かな時が流れた。
私とボブの間は2,3メートルぐらいはなれてたんだけど
二人のちょうど真ん中を元気いい蛇が垂直方向にひゅるひゅるひゅる
あーもー夏はこれだからぁ~
ますます休憩しずらくなってしまった。

ふらふらになりながらも惰性で降りていく。




それでも渡渉のときだけは細心の注意を払う。



↓とうとうこけてしまった。

浮石に足がぐきっとなり
捻挫をかばうために本能でこけた、ってかんじ。
びえ~んびえ~ん(T T)
マジで泣いた。泣きわめいた。

私は泣かない女。
小学生ん時も
”お前はいつも泣かないから”
とゆって泣かされたことがある。
(泣けー泣けーって迫ってきただけ)
今もそれは同じ。
(でもテレビ見てて一瞬で泣く時は多々ある)
にしても、
おばはんがこけて泣くってどうよ。
醜い・・・どうしよぉもないだめだめな大人ね・・・
まあ私の存在価値の有無はまた別の話として
「そやからふらふらやってゆったやぁ~ん」
と、とにかく泣いたのだ。


時々岩の上でしゃがみこむも
蛇が気になって
常に音をたてたりしてたから
心ゆくまで休めない。

↓カタバミ、かしら?





大変苦ぉございました

かわらに戻れば
朝にもましてキャンパーが増殖していた

ほとんどがファミリーだったけど
若者だけのグループもいた。
英語のラップ♪をがんがんかけていたけど
意味や歌詞わかってるのかしら?

車が止まっていたと思われる場所に
大量のごみが散らばっていた



渡渉地点から駐車地までは
の・ぼ・り
もちろんいっしょにゴールしたかったけど
ボブとの差は開くばかりで
先についたボブに迎えに来てもらった







当初予定していた草津市立水生植物公園みずの森をカーナビに入れると
ここから16キロという距離だったので行ってみることにした。

↓場所がわからないときはこの風力発電目指してね。


さて、駐車場についたものの
有料、ってなってる。
確か無料のはずだったんだけど・・・
駐車場から看板見つけて目指すと
遠っ!
閉館まであと1時間。あせるけどしんどくて走れない
ありゃりゃ専用駐車場は無料だった


でも中に入るのは有料。一人300円。

まず早く閉まってしまう温室から行こう。

↓ホザキアサガオ



↓ハイビスカス・ジェネヴィー


ここは温室。
ここまでも半分走ってきてまた汗がでてきたのに
それからの~温室。
とてもめでてなんかいられない。
でも入園料もったいないから
とにかく二人で撮りまくった。

↓スターオブシャム



↓インディアンゴッテス



↓ネペンテスマスターシアナ

食虫植物だそうよ。

ここで一曲♪

今しろみちゃんが聴いてるのは
渡辺美里で「Teenage Walk」
これもよくカラオケで歌ったけど
単調なメロディーが続くんで
途中で自分でぶちって切っちゃう。

↓コエビソウ



↓プルメリア?



↓チュウキンレン

バナナの仲間なんですって。


↓ペチュニア・ブラックベルベット



↓オイランソウ???



↓ねむの木



↓ヘメロカリス・ボナンザ



↓サクユリ

伊豆諸島固有種なんですって。

↓タイタンビカス



↓エメラルド・パゴタ(エゴノキ)



↓ペチュニア・ブルーダスト



↓デルフィニューム



青い花ってきれいさが別世界。

↓パイナップルリリー



↓エキナセア・アバランシェ



↓ベロニカ・ブルーボム



↓エキナセア・ファタルアトラクション



↓そしてレインボウ




今日はほんと大変だった。
溶けてしまうほど暑かったぁ~。
でもこのお山好きっ!
金勝アルプスもよく似てるけど
こっちのほうが静かな分好き。
ただ、キャンパーがはんぱないのでこの時期は絶対来ないから。

草津の植物園はなんかはすが有名らしく
花はすのおっきなエリアがあった。
なんだぁ、福井まではるばる遠征しなくても
こんな近くで見られたんだぁ。
閉館間際で敷地が結構広いのでばたばたしてしまったけど
むっちゃ楽しめた。

花は山野草も園芸種もみんな好き。
めでるのも写真撮るのも好き。
できることなら名前全部覚えたい。
ここにもしょっちゅう来たいな。
できる限り休日は花に触れたいなって思う。
・・・ふっ、こぉやって順調にトシヨリになっていくのね・・・





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