2014年9月28日

伊吹山
いぶきやま/約1377m/滋賀県&岐阜県
@7登目


・・・やっぱり鬼門・・・



この日の前日、衝撃的なニュースが飛び込んできた。
突然の御嶽山噴火、である。
紅葉シーズンの晴天の土曜日のランチタイム・・・
もし神様がいるのなら
なんと残酷なことを・・・

しばらくは規制したりして警戒するんだろうけど
この恐ろしさを知ってる世代がこのを去った時、
みんなまさかって油断するんでしょうねぇ。

でも山に登らなくったって
家ん中にいてても大地震や土砂崩れ、大津波、強盗、
外に出りゃ
飛行機の墜落、列車の脱線、つっこんでくる車、
街を歩けば通り魔、とどこも危ないわよ。

今回一度にたくさんの犠牲者がでてしまったけど
それでも過去の長~い歴史からみれば
犠牲になってしまう確率はきわめて低いもんなんでしょうね。

この先もし登れることになって、絶景に恵まれても
私のことだから絶対泣いてしまうと思う。

昨日の今日だけど諸々の事情で(長くなるから省く)登ることにした。
私は苦手な山はあっても嫌いな山なんてない。
実は伊吹山は苦手な山。
その理由の最大の要因は人が多いから。
まだ原宿や浅草を歩いてるほうがまし。
だから伊吹山登るときはせめて夜間にしてる。

今日は天気予報も良いし、トイレはまだ閉鎖されてないし、車組はご来光の時間に来られないし、
それなら登ってもいいわよ(伊吹山はボブの希望)。

この時期、気候がまったく読めず
夏物と冬物を重ねて。


ボブがこれからトイレとゆうので
いつものように私がフライングスタート。





↓登山口

おおっ、あったらしいね~。
どなたの字かしら?

連日のように登山口付近での熊出没の情報が。
1合目までは見通しが悪いので
意識して鈴を鳴らし続けた。

私は帽子を深くかぶらない。
この日はそのハットの上にヘッデンつけたから
足元が全然みえない。
足元をみるには深く頭を下げなければならず
ペコリペコリしながら歩くので
頭がクラクラしてきた。
でも直さない!

そのうち首からかけるタイプのを買おうと思ってる。



実は今日はひじょ~にびみょ~な時間にスタートしている。
今までの最速タイムで登れればご来光には余裕なんだけど
最悪タイムだと間に合わないことになる。
でも私はご来光はどうでもいいからどうでもいい。

1合目までは樹林帯だし風もなかったので汗汗だったけど
1合目からずっと徐々に寒くなっていった。

ゲレンデを登ってる時、後ろからにぎやかな声が近づいてきた。
時々歌声が聞こえた。
それで思い出した。
あっ、そうだ、私、夜間登山の時、思いっきり大きな声で歌おうって思ってたんだ!
誰もいないことはヘッデンでわかるし。
って、思い出したはいいけど
実際そんな余裕&体力なんてぜんっぜんなかった。
歌にならない、どころか話にならない。
あさはかでしたぁ~。


追い越されぎわに少しお話。
彼らは大阪&和歌山の男女4人組のう~ん、若い中年ってとこかしら?
「私、むっちゃゆっくりなんです~」
女性「私の友達も、この間伊吹山ゆ~っくりだったよ」
「でも5時間もかかってないでしょ?!」
女性「・・・・・・・・・・」
沈黙は正直なり。


↓5合目の自販機。

もう売り切れ出てるね。
こりゃ帰りはすっからかんでしょうね。
ボブはここでスプライトをごっくん。

空は満天の星空。
ガスの気配はまったくない。

7合目まではなんとか大バテせずに歩き続けていられたけど
だんだん立ち止まることが多くなってきた。
ボブともどんどんはなれていく。

今日は2合目のゲレンデからずーっと最後まで
鹿の鳴き声がはんぱない。
恋の季節なの?お祭りなの?
しんどいので当然静かに休んでるといきなりそばで鹿の鳴き声がするので
立ち止まってる間も鈴を鳴らし続けていなければならない。
休んでるのに疲れる

遠~くにみえたヘッデンに嘘みたいにどんどん抜かれていく。
後でわかったけどそのなかにヤマレコユーザーのともやさんもいた。
ねっ!、私ちゃんとバテてるでしょ?!嘘じゃないでしょ?!
まだ暗かったので私のゾンビのようなバテ顔をみられずにすんだ。

ご来光に間に合わないとだめなので
ボブには先にいってもらっていた。
バテバテで一度エンジンを切りたかったんだけど
なんかぎりぎりご来光に間に合いそうだったので
頑張ることにした。
私の登山はレースではなく、いつも時間に束縛されないものだったのに
今日だけは私にとってはレースだった。
ここまできたら間に合いたいもん。
早く登るなんてできないけど
とにかくあまり休まなかった。
(それが悪循環なんだけど)
かなり自分と戦ったよ!

↓ボブの三角点タッチ

ご来光をみる場所はこの三角点付近。
傾斜もゆるくその場所はみえてるのに
ほっとしたのがだめだったのか
全然動けなくてなかなかたどりつけなかった。

↓ボブと合流し10分~15分後ぐらいに

伊吹山での完璧なご来光はこれが初めてかしら?
それは良かった良かった、なんだけど
モーレツに気分が悪い。
お腹も痛いけどとにかく寒い

気温約10℃。
帽子をふっとばすクラスの強風が体温を下げる下げる。








えっちらおっちらのんべんだらり
約4時間以上かけてなんとか登り切った。

↓ここで一曲

今しろみちゃんが聴いてるのは
ガロで「学生街の喫茶店」

この時の寒さは
”あ~寒~”なんてぐらいのもんじゃなく
全身のふるえが止まらない。
(低体温症になってたのかも)
ふるえると肩に力が入るので頭痛くなってくるし、
胃にも力が入るので気持ち悪くなってくる。

↓椅子のあるそこそこいい場所でブランチ。

といっても私は味噌汁が精一杯。
「あ~、あったまる~、生き返る~」
なんて言いたかったんだけど
胃ぃがふるえでカチカチなので、そんな感覚、麻痺してしまっている。

ボブはカップ麺を食べた後、
そこらへんをお散歩。
私はこの椅子で横になった。
びみょ~に寒く体調はなかなか良くなっていかない。

↓コイブキアザミ?



↓イブキボウフウ?



↓トリカブト



↓リュウノウギク?



シンプルだけど
むっちゃかわいい

↓シオガマギク?





↓かなり長い間この体制で寝ていたカップル。

私たちは彼らの前の広場の椅子で食べてたんだけど
そういえば、もうずーっと誰もその間を通っていない。
むっちゃ静かだわ。
私らも彼らのオネムの邪魔をしないように静かに食べた。

あんまり回復してないんだけど
このまま寝転んでても良くなりそうにないし
ちょっと私も歩きましょう。



依然として風は強く、寒いし、
花もこの先なさそうだし
そろそろ戻ろうかしら。
その前にボブに連絡しとこう。
あれっ!ケータイ、圏外なのぉ~?!?
戻ったら案の定ボブは怒っていた
標高そんなに高くないし
こんなに開けてるんだから
絶対ケータイ使えると思ってたよぉ。ごめんよぉ。

↓キンミズヒキ?





ほんと、誰もいないので
写真頼めなかった。
もぉ何度も撮ってるし
わざわざセルフもめんどくさいので二人一緒のはやめた。

さぁ、おりましょうか。



↓ワレモコウ

伊吹山にも咲いてたのね。


↓ツリガネニンジン



↓白のシオガマギク



↓咲かないリンドウ

季節のせい?時間帯のせい?

今日ほんと静かだし
↓あのてっぺんに行ってみましょうよ。



↓そのてっぺんから

うっわぁ~、すっごい高度感~
無風のぽかぽか陽気ならここでヤマメシしていいかも!













冬はここを直登するのね。



↓サバイバルなでしこ



↓花の写真を撮るボブ。

普通、伊吹山でこんなこと絶対できないから!

今日はほんと静か。
御嶽山の影響なのかしら?
こんな伊吹山なら毎週でもきたいわね。



9合目あたりから
くだりとゆぅこともあり
あったかくなってきて
ウィンドブレーカーを脱ぐ。
あたたかくなるにつれ、体調もどんどん回復していった。

8合目あたりから
来たよ来たよ人の波が!

↓アキノキリンソウ?



↓イブキジャコウソウ?





↓ナギナタコウジュ?



↓オオイヌノフグリ?


9合目、8合目あたりはまだ
”あったかかった”程度だったけど
くだるにつれ
モーレツに暑くなってきた。

登ってくる人もヒーハーゆってた。
良かった、夜登っといて。(デメリットもあるけど)




↓ヒメジョオン?



↓ゲンノショウコ?



↓6合目避難小屋
  


↓5合目から仰ぎ見る。

これからのみなさん、暑いでしょうけど
悪天よりは比べ物にならないほどいいよね!
ん?でも酷暑って”悪天”になるのかしら?

↓持参のビールを飲むボブ。

良かったね。ビールがおいしい暑さになってくれて。
ボブがプシュっとふたをあけた瞬間、
けっこぉな人たちが反応していた。
みんなビール好きなのねぇ~。
私はアルコール、だめなんだけど。





↓3合目(トイレ)のあづまやにて。

屋根つきのあづまやが新設されていた。
すごくうれしい、助かるけど
このキャパではたくさんの登山者はさばききれないわね。

↓ハクサンフウロ?


あとでわかったことだけど
この日、ヤマレコユーザーのしゅんらんさんとすれ違っていた。
メールを送ったら返事をくださって
お年を聞いてびっくり!
それならきっとあのご婦人に違いない。
ものすごくかわいいスマイルで挨拶してくれたあのご婦人。
挨拶しかできなかったけど
山だけじゃなく人生のことなんかも話したくなるようなオーラがあった。

↓ミゾソバ?



↓ヤマハッカ?



↓ツユクサ



↓ヤクシソウ?











↓駐車場無事到着

手にはしっかりアイスオーレ。
まったく、
テッペンでは寒さでふるえが止まらず気分悪くなってしまったとゆぅのに、
ちょっとおりると熱中症になるぐらい暑い、
だなんてほんと1300mでもばかにできないわね。

12時に登山口ついたけど
これから登ろうとする山ガールたちがいた。
てっぺんまで行こうとしてるのかどうかわからないけど
それはともかく、
伊吹山から多分琵琶湖に沈みゆく夕日がみられるはずだから
ヘッデンでおりるつもりならそれもよかろう。

オーレはいっき飲み。
その後近くの道の駅で
名物らしいアイスクリームを二人でいっき舐め。
隣接する有名らしいそば屋に行くも行列できてたんでやめた。
私たちは仕事がらいらちなので列には極力並ばないタイプ。

伊吹山には小さい頃も含めるとほんと何度も登ってるけど
いつも相性が悪い、ような気がする。
こぉゆぅのを文字通り”鬼門”てゆぅのよね。
お互い嫌いってゆってりゃ永遠に平行線だよね。
向こうは頑固そうだから
私の方がおれてみようかしら・・・





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