2014年11月16日

日本コバ~衣掛山

にほんこば/約934m/滋賀県東近江市
ころもかけやま/約870m




・・・言霊(ことだま)だったの?・・・



この1週間ぐらいずっと体調が悪い
世間ではインフルが流行ってるし、
風邪薬もなんだか効かないかんじなので私もそうかしらと思うも、
それ以上重くはならないんだけど何か大病の前触れかも、
と不安な日々を過ごす。
この日の前日、土曜日はその中でもイチバン風邪に近い倦怠感があったんだけど
このお山は私の希望でボブも懸命に色々調べてくれたから
私の体調のことは内緒にしておいた。
それに来週は山いけないので無理してでも登りたかったの。

9月中旬に仙丈登って以来、
その間の6座は全て一度は登ったことある山ばかりだったんだけど
今回久しぶりに初見参!

100名山に比べると、圧倒的にマイナーな里山は
とにかく駐車場&登山口探しが大変。
今回も一度通り過ぎてしまった。

朝、カーナビに付近の建物名を入力する。
ボブ「みどり荘って入れて」
「ないよ~」
仕方ない、適当に近づくか、
てな会話があったんだけど
実際近づいてみてそれは
みどり荘ではなく”日登美(ひとみ)荘”であることが判明
ボブは固有名詞を病的に間違うので
今まで何回恥ずかしい思いをしたことか。(それ以外は頭いい人なんだけどね)

ここへの登山口へはボブの説明によると
国道421から左手34号線に入ってすぐ、なんだって。

↓駐車スペース

数台はおけるかしら?

気温は約6℃。

↓藤川谷(ふじかわだに)登山口

駐車地から歩いて100mくらいだったかしら?

初めてのお山ってそれだけで魅力的よね。

だってみるもの全てが新鮮だから。

おおっ!親切丁寧綺麗な看板が!

ここは遭難多発地帯らしいので
設置したげるからいいかげん迷わないでくれとゆうことでしょう。
むっちゃありがたいです。
以降ずっと励みになりました。

↓一方、前のはもう全く読めません。

何分て書いてあったのかしら?知りたいなぁ。

以降ところどころに
この読めないバージョンの看板がまだ残ってた。





↓藤川春日神社

登山道脇にある。
ボブだけが行った。



ボブ「ほんまや。木ぃが腐ってるわ。」

こぉゆぅものはいっそこてんぱんにぶっ壊してしまうほうがいいと思うけど
意外にまだまだ丈夫だったりするのよね。

↓ここの渡渉、みんなの定点カメラになってるみたいよ

あ、思い出した!
ここ渡渉多いって聞いてたわ。
先行きちょい不安・・・

紅葉、ひそかに期待してんだけど

その代わり落ち葉がキレイ。
色づいた葉が上か下か違うだけで
喜ばれるかがっかりされるか変わってくるっておかしなはなしよね。

3合目通過。

最近トラバースが苦手になってきて・・・






4合目通過。

↓全部苔てて足の置き場がない!


5合目&6合目通過。





↓ずっとなだらかな傾斜でほとんど疲れてないけど
ここは多少ひらけてるので
ちょいとQK





↑私が大好きなひよこさんと期せずして生き写しの写真。
heppiristyle、ィエェ~




7合目通過







8合目通過

まだまだこれからなのに
例の足の指が痛くなってきた。
いつもくだりで痛くなるのに、のぼりなのになんで?

ちょっとひもじい。とりあえず何かくちに入れよう。


少し前に銃声が聞こえたんだけど
しばらくしてここらあたりで
サルの群れがギーギー騒ぐ声が聞こえた。
イメージとしたら
沢向こうの山の斜面(木々でみえないけど直線距離で200mぐらい?)で
サルの数は20匹ぐらい?
とにかくただならぬ騒ぎ方で
もしそのノリでこっちこられたら勢いで襲われるかもと
むっちゃ怖かった。

だから↓サル&猟師ケアのために


9合目通過



ここらあたりからしばらく
色づきゾーンに。



10合目通過












↓ここの渡渉は苔苔岩で怖かった。

中高年がこんなところですべってこけたら
ただ事ではすまないからね。








この渡渉過ぎると
傾斜が本気だしてきた。








↓急になってきたのでたまらずタチQK入りま~す。






11合目通過


頑丈だし座らせてもらったけど
なにせ登山道のど真ん中なんで落ち着けなくて。

ここからしばらく
ロープがあってもおかしくない更に急傾斜が続く。






で、この急勾配を抜けると
デーンと岩こぶがみえてきた。
ボブいわく、ここがやっかいな岩登り箇所なんだけど
私がびびると思って内緒にしといた、らしい。
寝言ゆってんじゃないわよ!
今までいくつもこれくらいの岩岩斜面乗り越えてきたでしょ!












足場は豊富にあるので
山慣れた人ならロープ使わないんじゃないかしら。



技術的に苦戦したわけじゃないけど
岩登り=段差攻撃なので
どっと体力奪われてしまった。



このロープ場を抜けると平らなスペースにでるんだけど
”岩屋「奇人の窟」” は
右ではなく左にあります。
登山道が右なのでつい右いっちゃいますけどです。
このコースの目玉スポットなので必ずみつけてね!


↓いっさいの躊躇(ちゅうちょ)なく穴に入っていくボブ。


ボブ「お前も来いや~」






ただの空間だったらしい。
ねっ!
(ロマンねーヤツ)

ここらあたりで
若い女性たちらしきにぎやかな声が聞こえてきた。
気が散るから先をゆずろう、にもまだ姿は見えないし、
この岩登りゾーンできっと盛り上がるだろうから
その間先進んどこうか。

もう少し登山道進むと↓

看板と矢印あるけど
岩屋はここのことじゃないから。

ここらあたりは広く平らになってるので
休憩にちょうどいいわよ!



岩を登ってからは
また傾斜はやさしくなる。時にはくだったりもする。



彼女たちの声が聞こえる。
岩屋あたりで休憩しなかったのかしら?

↓分岐



↓私らは右からきて赤に進み、帰りはここから青に進む予定。


背後の声が気になり
傾斜もゆるかったりくだったりするので
私なりにスピードアップ。



14合目通過



あそこにも道あるね~
つってたらそっちが正解だった。
確かに赤テープはあった。
気をつけてはいるんだけど
それでも見落としてしまうものなのね・・・



15合目通過



最後の渡渉からは
そこそこの登り一辺倒。

時々声が聞こえてくる。
標識をみたらあと少し。
ここで抜かれててっぺんの特等席を奪われたくない、と思い
(てっぺんがどんなとこか知らないんだけど向こうは団体さんっぽいし)
私、トイレ我慢してた常念以来の鬼登り。
頂上直下はいつも私がイチバンアカンとこなんだけど
段差もなかったんで
写真も撮らず(のぼりに集中したかったので)
ガシガシ登りつづけた。



16合目通過

どんなに自分なりにハイペースで登っても
ボブは通常の心肺状態でぴったり背後にいる。
鬼登りにも時間制限がありギブ。
ボブに先にいってもらった瞬間、ガクンとなりいつもの私に。



あれ?声が違う方向から聞こえるよ。
てっぺん直下、数人の中高年Gとスライドした。
こっちの声の主は彼らだった。
やった~。抜かれずにこれた~

我、登頂に成功せり。トラトラトラやぁ~

えっちらおっちらのんべんだらり、約3時間20分かけて踏破した。
ちなみに標準は2時間半だったかしら?

気温は約12℃。

↓山レコトモ、たむちゃんへ


↓てっぺんはこんなかんじ。

開けてはいるけど
眺望はない。
遠くのお山がみえるだけ。


↓日本コバてっぺんで叫ぶ。

ここ、気に入った!!




↓おっさんじゃんぷ



私しばらく丸太に座ってたんだけど
↓気がつくと虫だらけ




丸太が朽ちていたので
この木が原因よと
違う場所へ移るも
すぐにおいでなすった。
手で払うとつぶれるし
もぉお手上げ。
当然食材にもくっついてきたし、入ってきた。
でも、
もしくちにしても危険な虫なら
きっともっと有名だろうし
少なくとも熱処理したら大丈夫だろうと
考え方を改めることにした。







↓ここで一曲

今しろみちゃんが聴いてるのは
中村雅俊/小椋佳で「時」
”いつか手紙に書くはずの朝まで探した言の葉は今でも心に住んでます”
”幸せを尋ねる戸惑い、どうしてか聞けない僕です”
地味でも素敵な詩だわ。

てっぺんはずっと独占状態。
約50分ほど滞在した。
って、あれ?
背後から聞こえてた声の主は?
ボブも聞いてるし明らかに誰かいたはずなんだけど・・・
まさか近くまできといててっぺんは来ないなんてありえないし・・・
てっぺん直下は落ち葉だらけの踏み跡薄い樹林帯で
迷われた可能性もあるけど
後日、遭難記事とかなかったし・・・
このことはほんと不思議な出来事でした。

さて、おりようとすると・・・
どこからおりていいのかわからない!
(ここらあたりはしっかり踏み固められた登山道がないの)
こっちだあっちだとゆってるうちに
青年二人が登ってきてくれたおかげで方向性がわかってほっ。
よく降り口がわからない、とゆう話は聞くけど
この時がまさにその時だった。
来た道おりられないなんてまさかそれはありえないでしょ、って思ってたのに。
今後気をつけなければ。





↓ツチグリ

グロいね。

↓分岐まで戻ってきた。

周回したいので政所(まんどころ)コースからおりる。
やっぱりここまででも例の声の主らには会わなかった。
あの青年ふたりに聞けばよかったわ。

政所コースは番号が14まである。
とゆうことは距離にしたらここから約2800mってことになるのかしら。



ボブ「もひとつ山があんねん」
え~っ!?くだりに登らなきゃならないなんて聞いてないわよ~




↓でもゆるやかなアップダウンで難なく踏破

分岐からわずか15分だった。


↓衣掛山てっぺんで叫ぶ!

これね、けっこー調べたよ~。
日本コバの”にほん”をふりがなふっとく人でも衣掛はスルーかよ。
ご自分で登られた山すべてにふりがなふっておられたサイト主様のを採用させてもらった。
その方が万が一にも間違っておられたら私も間違ってることになるのでその時は申し訳ない。
福井県にも同じ名前の山があるけど
そっちはきぬかけやま、とよむみたいだけど
こっちはころもかけやま、らしいです。
ちょっと前、いや10年以上前はこんな標識なかったみたいで
地図で適当にここらへんがてっぺん、てしてたみたいよ。
(むちゃくちゃ詳しく調べたわけじゃないから話半分に聞いといてください)

で、このお山を過ぎたあたりで
ボブのケータイがなった。
・・・嫌な予感は当たった。
Kパパ(ボブのおやじ)が出先で倒れて救急で運ばれたから
すぐに戻って来い、とのこと。
ああ、とうとうその日がきたか・・・
私の両親も含めて、その日がいつきても動揺しないように心がけてるつもり。
順番どおりなら遅かれ早かれ経験しなくちゃならないし。
今日は紅葉の名所を通るので帰りに寄ろう(車で)ってゆってたんだけど
この電話以降二人とも無言で黙々とただただおりる。



今この瞬間、ボブと私はかなり違うこと考えてるだろうなー、なんて思いながら。

しばらくするとボブが写真を撮り始めたんで
え?今そんな場合じゃないんじゃないんじゃないの?
なので、私も時々撮る。



この時撮られた私の顔は自分史上最低最悪。
醜い性格がそのまんま顔にでちゃってます
できれば消したいけどできればそれでも残しときたい。




足の例の部分がどんどん痛くなってきたけど・・・















何とか無事登山口に到着。




↓私は降りてきたけど登る人はここから入ってってね。


山肌に沿った舗装路を歩く。







おりぐちから約18分歩いて
無事生還



駐車場についたら
とにかくすぐにコレカラカエルと電話。
ボブは一度目と二度目の電話でどれぐらいきいてたのかわからないけど
(だって写真とか撮ってるんだもん)
そんな重篤な状態ではないらしい。
けどご両親も休めない仕事をもってはって
家をあけることができないので
急いで帰らなきゃならなかった。

結果、なんでもなく(?!)
なんか点滴受けてその日のうちに帰された。
(救急車を呼んでくれたのは出先の人)
MRIの検査ももう大丈夫だからうけたくない、とごねるKぱぱだったけど
検査の結果も問題なし、だった。
でもほっとする気にはなれなかった。
今回は良くてもいつまでもハピーなんてありえないから・・・
これレコしてる今思うことは
家族が健康ってそれだけでなんてシヤワセなことなんだろう・・・って。
例えばご両親が好きじゃなかったり、度々衝突したりなんかしても
健康でいてくれることは実はそれ自体が
最強の、嫁(子供)孝行なんだと。


で、最後にこのお山のこと。
一ヶ所、決して得意ではない岩登りがあるけど
むっちゃ気に入ってしまった。
地味で、とにかく静かなのがいい。
眺望はないけど開放感があって
山にどっぷりひたれるかんじ。
ここも一年に一度は登りたい山の一つ、になった。
そうなるとやっぱりとどのつまりは
ヒルが憎い。






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