2015年3月29日
鍋尻山
なべじりやま/約838m/滋賀県
・・・秘境の花の呪い?・・・
昨日は降水確率0〜10%の登山日和。
なのに一転して今日は雨模様。
私が一番嫌いなパターンだ
(ちなみに一番嫌いなパターンは6分の一の確率で決して珍しいことではないのが神からの試練)
迫り来る雨雲。
でもここなら家から近いし、登頂時間も短いからなんとかなるかも。
道中ほんのり薄日がさす。
悪天予報がいい方に外れることもあるよね。
まぁでも今日はあのごっつい雨雲がきれいさっぱり消えるとは到底思えないけど・・・
彦根ICから国道307を八日市方面に向かい
少しすると道は二つに分かれ、”河内の風穴(かわちのふうけつ)”の案内看板どおりにすすむ。
↓この交差点で河内の風穴にはいかず右へ曲がる

↓調宮(ととのみや)神社の前を通る
知る人ぞ知る神社みたいだけど
先を急ぐので。
ここからは
両側一斜線で対向御免のデンジャーゾーン
出合ってしまったらどちらがバックするかは相手次第。
おばさんは頑として動かない(動けない)でしょうし
せめて車同士の衝突だけはさけようと
クラクションを何度も鳴らす。
ボブは運転に必死なので
私がクラクション部門を担当した。プップー

落下物や障害物が何もなかったので
日々どなたかがなんとかしてくれてるのかなと。
↓途中にあった巨木

↓駐車場。いちばん左の建物はトイレ。

家から40分ほどで到着。
長〜く感じたけど
ここ、福寿草あるみたいだから
誰かは来てると思ったんだけど誰もいなかった。
廃村エリアだから静まり返っていて怖い。
誰かにみられてるような・・・
↓トイレ・・・使ってみた・・・
まず・・・床が抜け落ちそう・・・
もうずっと長く掃除された形跡もなく
廃道、廃村ならぬ廃便所。
もちろんペーパーなどあるものか。
で、見たくはないけどそうもいかない肥溜め。
なんと、なんてゆったらいいのか干上がっていて明るい。
利用者が少なすぎて汚物が風化してしまってるかんじ。
タンクの中にではなく、どこか下の方に落としてるだけじゃないの?みたいな。
ここらあたり、昔は小学校があったみたいで
公衆トイレじゃなく、そのときのものが残ってるだけなんでしょうね。
記憶に残るトイレだったわ。
彦根側から来ると
駐車場から100mほど戻ったところに
登山口がある。

気温約11℃。

歩いて100mもしないうちに
左側にそれっぽいイエローなポツポツが。
労せずしてみつけたよ。
↓福寿草

以前、藤原岳登った時、偶然にみつけた(花目的じゃなかったし)福寿草は
一株か二株ぐらいだったけど
ここはわんさか独り占め

誰にも邪魔されないから
滞りなく順調に撮影できてしまい、
意外に早くこの場をはなれることに。
あれっ?何か物足りない感が・・・
”撮影待ち”ってゆうのも悪くないのかも。


ルートが違うのか、
ここは迷いやすい、みたいなこと聞いてるけど
ちゃんとやさしい標識があった。

↓エゾユズリハ

一見、シャクナゲっぽいんだけど。
ちゃんと名札がついてた。帰りにみつけた。


絶対あかん色の空模様だったから当然覚悟はしてたけどね・・・
山で降りそぉな時ってほんと確実に降ってくるよね。
↓急登

もんのすごく急だけど
段差がないので
やいやいゆうほどのことでもない
「ねぇ、ここって標準どれくらい?」
ボブ「1時間半ほどちゃう?!」
えっ?私、40〜50分ほどだと思ってたんだけど・・・
そんなにかかるんならここ選ばなかったのにぃ

おっ、前方にカルスト系岩岩がみえてきたゾ。
すると・・・
↓福寿草畑だ〜

いやいやもう私ら二人だけでみるにはもったいないくらいプリプリしたのが乱れ咲き〜
毎年こんなたくさん咲いてるのかしら?
すごいすごいすごい

↓天気は悪いけどけっこぉ見えてるのよね。

福寿草エリアを抜けると傾斜はゆるくなる。

このあたりで気のせいも限界
。
レインを着る


降りませんように、降りませんように、
って、常にビクついてたけど
レイン着りゃあこっちのもん、形勢逆転、てかんじで
落ち着けてしまった。
レインスタートからほんのわずかで
あらよっ、着いちゃった
↓登頂記念写真
トラトラトラやぁ〜

福寿草とかなりたわむれてしまったにもかかわらず
登山口から約50分しかかからなかった。
気温約10℃

↓鍋尻山てっぺんで叫ぶ。

福寿草畑がなかったら、と思うとぞっとする。
あずまやはなし、雨の下でヤマメシできるわけもなく、
あの急斜面、雨でぬかるむと降りられない説があり
とっとと戻る。


↓ネコノメソウ

↓ピストンだからまた例の群生地に戻ってきたよ。

雨降っててあたりはちょい暗かったせいか、
福寿草の発光がライトのようで幻想的だった。

ぬかるむ前だったけど
急でおりにくいことには変わりない。
以後雨は降ったりやんだりを繰り返す。

ここ、冬、樹氷キレイでしょうねぇ。
でもあの林道、雪降ったら通れないだろうし、
歩きでも雪崩れてきそうで怖いよね。

↓また別のエリアにあった福寿草群

さすがにもう満腹。
腹八分目がいいとはよくいったものね(なんのこっちゃ
すぐに降りちゃえたのでちょっとあたりをウロウロ。

その昔、小学生たちに”馬乗り”されたことでしょう。
私も悪気なく近所の神社の狛犬によく乗ってたもん。
↓無事生還

帰り、高室(たかむろ)山へ行く林道みつけたけど
雨が降っていたのでやめた。
ここの酷道も手ごわそう。
前〜〜〜から行きたかった”河内の風穴”行こうよ。
すぐ近くにあるのに一度も行ったことがない。何故かなかなかいけない。
やっと行けるね〜。
集落の中の細い道を通らなくてはならず
ご老人が歩いてらして気がついてもらえないと
目的地に到着されるまでストーキングしなくてはならない
クラクション?・・・ちょっとそれはね・・・
到着〜。あ、駐車場代、別〜?
するとおじさんが「もう閉めさせてもらいますわ〜」
Oh〜No〜

そういや冬とか雨の時やってないとか聞いたことあるよぉな・・・
顔で笑って心でシタウチ
ほんと、縁ないわねぇ・・・
なんか食べよう。
あそこ行こう(名前知らなくて)。
前行ったとこ、あそこならトイレもあるし。
↓そのあそこ

同じ多賀町内にある。
どこからどこらへんが”野鳥の森”なのかわからないけど
舗装駐車場も東屋もトイレも完備。
トイレは和水洗。
紙はなかったけどキレイに掃除されてた。
ぱっと見ぃ色んな花が咲いてたんでとりえあず当然撮る。
春は花に飢えてるからね。
↓ホトケノザ
↓きっとレンギョウ

↓きっとうめちゃん

↓ヒメオドリコソウたち

↓おそらくハナモモ

↓水仙

びわ湖バレイの水仙畑みにいきたかったけど
もういい。
私の花メモリーの容量は小さいからね。
↓もしかしてヒヤシンス?

さて・・・
バーナー使って何か食べようって思ってたんだけど
すぐ近くに集落があり、
生活着のおばさまたちが通ってるのみると
どおにもそのキになれず、
車んなかで菓子パンをささっと食べ、サーモスのお湯で作ったコーヒーを飲むだけにとどめた。
降り続く雨がいっそう侘びしさをつのらせる

雨でも大丈夫な観光地、
なばなの里のイルミネーションをみにいこうと思ってたけど
雨でテンションしおしおだったし、帰りが遅くなるんでやめた。
藤原岳の近くに来た。
本日予定では棟梁たちが初コラボ登山してるはずだけど
運良く駐車場で会える可能性なんてほとんどないし
もう帰られたかもしれないし、
そもそもこの雨で登ってないかもしれないし
少し戻らなきゃいけないので
様子伺いはやめたけど、
後でカールさんだけは登らずにずっと車の中にいたらしい。
でも車の中ではどっちみちわからなかったでしょうね。
いつも気になっていたスポットを通る。
そこはガソリンスタンド横にあるんだけど
いつも”ここ、どうやって行くの?ガソリンスタンドに車置いていくの?”
って不思議に思ってたんだけど
今日初めてそこを訪れる人のための駐車場があるのをみつけ、
わざわざUターンして
めでたく本日行ってみることにした。
↓徳川家康最初陣跡

桃配(ももくばり)山、て書いてる・・・
あれ?期せずして登頂しちゃってる?
今ちゃちゃっと調べたらここって桃配山(標高104m)なの?
おお〜、本日二つ目の”ピークハント”だ〜
↓ヒサカキ、にすんごい似てる

↓なんか道あったんで行ってみた

観光地にある山道って普通の山道よりワクワクする性質(タチ)で。
でも線路上のフェンスにぶち当たっただけで何もナッシング
↓結果的に桃配山登頂記念写真

道の駅”池田温泉”でトイレ借りて
池田山経由(明神の森)で帰りましょうよ。
前に明神の森の入りぐちがわからずあきらめたことがあったけど
(過去2回も行っとくのに)
お尻の穴はわかってるんだから
お尻の穴(池田温泉)から入りましょうよ。
とその前に、近くにある霞間ヶ渓(かまがたに)とゆうところへ行く。
ここは桜の名所らしいけど
私らは池田山の登山口探しに来たのだ。
車も止められそうだし、トイレも使えそうだし
下見よ〜し
そこの駐車場で
↓道の駅で買ったお好み焼きを食べる。

と思って買ったら私の勘違いで
しかも細切れの豚肉が入ってて(私肉ダメ)がっかり
全部ボブに食べていただいた。
小麦粉が食べた〜い
こんな天気でまだまだ満開でもないのに
ちらほら観光客の姿も。

さぁ、いよいよくちを探しにお尻から入るよ〜。
ちょっと上の方あがると
通行止めになってもいいくらいガッスガスで視界不良。
ところどころ落石や雪もあった。
そんな中、レイン着てザック背負ったソロのご婦人をみかけた。
年のころは・・・60代ぐらいかしら?ツワモノ〜
↓グライダーが飛ぶとこ

何度も雪の上を車の底すりながらもなんとかクリアしていったけど
と〜と〜やっちゃった
↓初・スタック

タイヤが空回りして前へも後ろへもいけない。
車の下にはまるで雪山が隆起したように
びっしり雪が詰め込まれている。
一つしかない小さなショベルでカキカキカキカキ
一瞬でこうなったのに
全然抜けられない。光明がみえてこない。
あちゃ〜、後続車(ジムニー)がきたよ〜
車の人は全然降りてこない・・・不気味だ・・・
でもさすがにしびれをきらされたようで降りてきた。
若い兄ちゃんだ。
青年は大きなスコップと2枚のスタックステップを貸してくれ、
時には直接スコップでカキカキして助けてくれた。
スタック具合は意外に重症で
3人でもしばらくてこずってしまったが
(スコップない時の私はひたすら手足で雪を蹴散らす)
こんこんと雪が降ってる環境じゃなし、必ず終わりはくるもの。
約40分の格闘後、やっと車を動かすことができた
↓みてこの車高の違い

もっと己を知らないとダメね。
青年曰く、”くち”の方から来ると通行止めになってるんだとか。
(道理でこの間対向車なかったわけだわ)
でも自分は行けるとこまでは行くと(なんか山でよく聞く言葉だなぁ)
私たちはまたお尻の穴からでることになる。

青年はいらないとゆってくれたけど強引にお昼代を渡して別れた。
ありがとう、青年。また酷道で会えたらいいね
鍋尻山でみた福寿草は
道中の林道がちょっとした難所だったし
廃村の登山口、雨中の登山だったし、
なんか秘境で幻の花をみた、気分で
一日ほぼ雨にもかかわらずずっとラキーでハピーだったのに
最後の最後でまさかの大どんでんがえし。
アドベンチャー映画とかによくある
”それをみたら狂う”とか”呪われる”系の悲劇みたいだ。
けど怪我したわけじゃなし、車も無事だったし
”悲劇”はおおげさよね。
しかし今日のスタックで以後のカーライフが激変してしまったことは事実である。
以上、約2.7キロ、約2時間の山旅と
大垣(おおがき)ドライヴの記録でした〜
でんでん
